かわいい人。( ぽっきー千代子 )

昨日はバレンタインデーでしたね。私は、そういうわざわざやる日が苦手でやんすよ。今日だけは、心から、女でよかった。。。でも、もう昨日になっちゃったじゃん、心配しなくてもよくなったじゃん、わーいわーい。ん…何の話をしようとしていたんだろう、って、バレンタインデーをきっかけに幸せになった方って、いらっしゃいますか? おめでとうございまーす。末永く、幸せな関係を続けててくださいね。私は、あんまりいい思い出がないとです。ホワイトデーにお返しがもらえるのは嬉しかったぞ。食べたことのない外国製のキャンデーとか、入れ物がかわいいのとか。ん…それ、お母さんが選んだね、きっと。それでですね、かわいい大好きな人に、私もチョコレートをプレゼントした事があります。手作りは苦手というか、資格もない私が作ったものを食べて具合が悪くなられたら大変なので、作らない主義です。手作りは、男の子にもらった事がある。息子にも、それは嬉しかったにゃ。バレンタインがきっかけで意識して付き合うようになった人もいました。かわいくて、おっちょこちょいで、いつも何でも一生懸命で、そんなあなたが好きでしたので。それでつきあいましょう、となった。女は変わるとか言うけどさ、男の人も変わるよ。まず、大好きなかわいいおっちょこちょいを隠す。カッコつけようとする。彼女の前では、強くてカッコよくて頼もしくありたいらしいのね。嬉しいけど、ビックリしてしまうし、何か違う…って、悲しくなって、なるべく早くお別れを言った人もいました。だけど、突っ走っちゃって、私がまさかそんな思いになっているなんて気がつかない人がいました。その思いを何とか伝えようとすると、すごく怒るし、DVですね、車から下ろさせてくれず、なんでそんな事を言うんだと、一方的に責められて、泣かされて、あれされちゃって、何度かスカートなしで逃げた事もあったような気がします。それが下の子の父親でした。新築の団地が当たって引っ越してきて、心機一転で頑張ろうと思っていた時でした。真ん中の子の通う学校の、クラスは違うけど学童保育が一緒で、3人の子供のシングルファーザーで、連絡網が私の前だったのです。いろいろ教えてもらったりしているうちに、個人的な話をするようになって、お友達になりました。4才年下で、弟より年下は、ちょっと私は対象外だと思っていたのですが、子持ちシングルの先輩でもあり、保育士の資格をもっているとの事で、いろいろお役立ち情報を相談したりするようになりまして。でも、つきあう事になった次の瞬間から、嫌いになっていた。かわいい人だと思ってたのに、「男」に、強い(力というより立場の強さ?)「男」になっちゃったから。嫌だ嫌だと言いながらいじめられながら気がついたら13年間、いろんな暴力であいつの思い通りになるよう強要されてきました。子供まで作って。子供が生まれればさすがに私も結婚すると思ったんじゃないかな。だけど、子供は、私も堕ろされるはずの子だったので、いろいろ考えたけど、生んで私がひとり育てるつもりでした。だから出産費用とかあっち出してないよ。あと安っぽいコスプレみたいな服を着せられてエロ写真をいっぱい撮られました。警察に呼ばれた時に携帯の中身は消したということですが、携帯を変えたばかりだったし、残っているはず。実際、昔私の家に見慣れないメモリカードが落ちていて、中身を見たらそれだった。(今も証拠に持ってますがね) そういえば下の子の自閉症は、何かあいつ最初からわかってたみたいだった。とにかく、あいつの思い通りにはならなかったんだ。一番かわいそうだったのはむこうの3人のお子さんたちです。本人も虐待だと認めていました。あいつ、うちに入りびたりだったから、携帯で指示されて家事や兄弟の事をやらされて、登校拒否になったり、家出したり、自転車泥棒や恐喝で警察のお世話になったり、高校は入ってもすぐ退学になっちゃうし、誰だかわかっちゃいそうなので、この辺で。とにかく、愛って思い切り頑張ればいいってもんじゃない。悲しい13年間が、一昨年の11月、警察のお世話になってやっと、終わったのでした。去年はまだ元気だったけど、今年になっていろいろ影響が浮き彫りになってきています。

フェスボルタ文藝部

”電話一本で誰でも出られるフェス”こと『フェスボルタ』から、部活を始めます。小説、エッセイ、評論、体験談、旅行記、戯曲、インタビューetc.みんなで文章書こうぜ。

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