フェスボルタ文藝部って?

そもそも『フェスボルタ』って?


 雑誌『TVBros.』で連載中の『ジョンが出会った読者たち』というコーナーから始まったロックフェスです。もともとは記事を書いているジョン・ヒロボルタ(『フェスボルタ』の主催者)の電話番号を誌面に掲載し(!)、電話を掛けてきた読者との交流を報告するコーナーでしたが、ヒロボルタの旧友であるキネボルタから「ロックフェスをやりましょう!」という電話が掛かってきて以来、定期的に誌面を飛び出してリアルな場で交流する音楽イベントを開催するようになりました。電話1本で出演可能かつ、出演者にノルマは無し(参加費はお客さんと同じ入場料のみ)という「世界で一番敷居の低いロックフェス」を目指しているイベントです。2017年8月の『フェスボルタ 宮益坂上』で10回目を数えました。これまで出演したアーティストの総数は150組近くになります。そんな『フェスボルタ』が好きすぎて、ヒロボルタに「弟子入り」したのが私、『フェスボルタ文藝部』部長・みやまるボルタです。




で?『フェスボルタ文藝部』って?


 『フェスボルタ』には「プロアマごちゃ混ぜみんな人!」というコンセプトがありますが、ジャンルも「ごちゃ混ぜ」になって出演しています。バンド・アイドル・DJ・ヒップホップ・替え歌・漫才・落語・コント・漫談・紙芝居と多種多様な出演者がこれまで『フェスボルタ』のステージに立ちました。そしてその「ごちゃ混ぜ」具合をバックステージから見てきた僕は思うのです。


 「これだけいろんな人が集まれば、ロックフェス以外のことだって、出来るはず」


 そもそも「師匠」ヒロボルタは『フェスボルタ』以前にブロス読者の作品を集めて展示する、美術展のようなイベントを行っていた時期がありました。これだけの才能が集まっていながら、年数回のフェスだけではもったいないと感じるようになりました。ロックフェス以外にも継続して皆が何かを表現出来る場が欲しいと考えたのです。そこで思いついたのが「部活動」でした。

 「文藝部」というと小説のイメージが強くなるかもしれませんが、別に文章であればエッセイ、評論、体験談、旅行記、戯曲、インタビューなど文章表現ならなんでも、文章に限らず漫画やイラストもOKにしたいと思っています(ここは本家に倣って「ごちゃ混ぜ」にしたいです)。もちろん本家フェスボルタとなんにも関わりのない人もウェルカムです。書き手が書き手を刺激するような文章が集まってほしいなと思いながら

『フェスボルタ文藝部』の創部を宣言します。みんなで文章書こうぜ!

 部長 みやまるボルタ